今回は山火賁(さんかひ)です。
易の六十四卦の一つです。物事を美しく飾る、というイメージの卦です。
内面を表す下三本の「内卦(ないか)」が火のイメージの「離(り)」、西洋占星術では目標、美しさをイメージする「太陽」で、行動や外面を示す、上三本の「外卦(がいか)」が山のイメージの「艮(ごん)」、西洋占星術では願望、本当にやりたいことの「金星」のイメージだね。
きれいなイメージの「金星」と目標である「太陽」のイメージなんだね、でも飾るって上辺を?
この山火賁(さんかひ)は、上辺を飾るのではだめだ、と言っています、それにふさわしいものを組み合わせればさらに美しい、より良い、と言うことです。
よく考えろ、ってこと。
そういうことです、自分の持っているもの、力を一生懸命磨いてこそ光る、それを飾るといい、虚飾を嫌い、飾らないことを飾りと出来ればそれを良し、と言っているのです。
飾らないことが飾りか。
出典は「易経」でした。
䷕22山火賁(さんかひ) 裏:澤水困 綜:火雷噬嗑
山火賁(さんかひ)初爻 - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
山火賁(さんかひ)二爻 - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
山火賁(さんかひ)三爻 - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
山火賁(さんかひ)四爻 - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」