今回は天沢履（てんたくり）です。
易の六十四卦の一つです。危険な状態であっても柔軟さと謙虚さで臨めば危険はない、と言う卦です。
内面を表す下三本の「内卦（ないか）」が沢のイメージの「兌（だ）」、西洋占星術では考え方、哲学の「木星」で、行動や外面を示す、上三本の「外卦（がいか）」が天のイメージの「乾（けん）」、西洋占星術では知恵、世間の常識的な頂点を目指す地知恵、知識「ダート」のイメージだね。
危険ってどんな？
虎の尾を踏むような危険です。
めっちゃ危険じゃん。
強い虎に、弱弱しい人がついていくようなイメージです。調子に乗らず、謙虚で慎重であれば問題はない、と言うことです。
状況にしっかりついていく、から「自分の考え」である「木星」をしっかり使え、ってことか。
それでこそ、大きなことが出来る、と言うことですね。
出典は「易経」でした。
䷉10天沢履 裏：地山謙 綜卦：風天小畜
天沢履（てんたくり）初爻 - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
天沢履（てんたくり）二爻 - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
天沢履（てんたくり）三爻 - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
天沢履（てんたくり）四爻 - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
