今回は雷地豫(らいちよ)です。
易の六十四卦の一つです。しっかり準備をすることで喜びを得る、準備を予めすることで上手く行く、という意味の卦です。
内面を表す下三本の「内卦(ないか)」が地のイメージの「坤(こん)」、西洋占星術では「マルクト」「地」で、行動や外面を示す、上三本の「外卦(がいか)」が雷のイメージの「震(しん)」、西洋占星術では激しい、動く、「既成概念を打ち破る」を目指す「火星」のイメージだね。
「雷」が上で「地」が下で「予め準備する」なの?
古代中国では雷は地面から天に昇る龍のイメージなのです。しっかり成長した龍が「地」から天に昇る、雷のようにあたりに響き渡る、そんなイメージなのです。
新しいものが世の中に躍り出るようなイメージもあります。
なるほど、良い感じなんだ。
それだけに、傲慢さを戒める意味もあります。成功と失敗は常に背中合わせなのです。
䷏16雷地豫(らいちよ) 裏:風天小畜 綜:地山兼
雷地豫(らいちよ)初爻 - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
雷地豫(らいちよ)二爻 - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
雷地豫(らいちよ)三爻 - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
雷地豫(らいちよ)四爻 - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」