今回は坎為水(かんいすい)です。
易の六十四卦の一つです。成功や失敗、などより自分の心を鍛える、誠を通すことを学ぶイメージです。困難に打ち勝つことで自信や心の強さを学ぶのです。
内面を表す下三本の「内卦(ないか)」が水のイメージの「坎(かん)」、西洋占星術では安心感や成長のイメージの「月」で、行動や外面を示す、上三本の「外卦(がいか)」も「坎(かん)」だね。
「坎為水(かんいすい)」の説明文をそのまま読むと良くないイメージを受けやすいですが、試練があってこそ成長し、自信を獲得します。何かを成し遂げたければ必要な成長の期間です。
おみくじの「凶」とかもそういう風に考えるべきかな。
そうですね、金銭や地位の成功も自信になりますが、それだけでは心の強さは得られません、面白くないことが続いても自分を信じる力の大切さを学ぶことが人生には必要であることを深く考える卦だとも言えます。
䷜29坎為水(かんいすい) 裏:離為火 綜:坎為水
坎為水(かんいすい)初爻 - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
坎為水(かんいすい)二爻 - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
坎為水(かんいすい)三爻 - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
坎為水(かんいすい)四爻 - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」